「リトマス紙を買うお金がない・・・」「リトマス紙って何処に売ってるの?」と言う方必見!!!
なんと私は、リトマス紙の代わりになる試験紙を作る事に成功しました!
その主成分は、ターメリックという黄色の天然色素です。(ウコンとも言います)
さて、では早速材料の確認をしましょう。
使用する薬品類
- ターメリック(カレーに入っている色素で、別名ウコン)
- 湯(一応薬品類ということで・・・)
- 炭酸ナトリウム(☆炭酸ナトリウムの作り方☆)
使用する道具類
- ろ紙(無ければ、キッチンタオルでもOK)
- ゼリーなどの空き容器(出来れば大きい方が望ましいです)
以上です。なかなか少なめですねwしかし、これだけで出来てしまうんです。
今回は画像無しで許してください(ぁ
では、使う物が揃った所で早速作っていきましょう!!
@まず、ゼリーなどの空き容器(以下カップ)に、ターメリックを7振りぐらい入れます、(スプーン半分ぐらい)
そして、そのカップにお湯を注ぎ、スプーンなどで軽くかき混ぜます。(お湯の方が染まりやすいし、色が綺麗に仕上がるので水は使わないようにして下さい)
A黄色いお湯が出来たと思うので、その中にろ紙(キッチンペーパー)を浸けます。
B(1分ほど放置します)
Cろ紙(キッチンペーパー)が程よく黄色に染まったら、洗濯ばさみの付いた物干しに、洗濯ばさみにはさんで乾かします。
っと、ここで注意。ターメリックの色は、服などに付くと絶対に取れなくなっちゃうので、洗濯物につけたり自分の服につけたりしないようにしてください!
あとは、染み込ませたろ紙(キッチンペーパー)乾けば完成です!!!!アルカリに反応すると、赤色になります。
しかし!黄色の状態では、アルカリにしか反応しません。と、ここで炭酸ナトリウムの登場です。
・・・炭酸ナトリウムって? 確かに、いきなり炭酸ナトリウムといわれても分かりませんね。
そこでご説明しましょう。炭酸ナトリウムとは、重曹(炭酸水素ナトリウムを加熱したら得られる、白い粉です。(重曹を加熱すると、
二酸化炭素と炭酸ナトリウムに分解します)
適当な鍋かなんかに水を張った中に重曹を入れて結晶が無くなるまで加熱すれば炭酸ナトリウムの水溶液が得られるので、
今回はこれを利用します。(炭酸ナトリウムとしても売っている薬局もありますが、最近少なくなっているのでこの手法で得られればOKです。まぁ、炭酸ナトリウムを持っていたらそれを使ってください。)
さて、説明はこの辺にしておいて早速今度は酸に反応する試験紙を作っていきましょう!
D取りあえず、@〜Bまで上の通り作ります。
E干す前の黄色に染まったろ紙(キッチンペーパー)を、炭酸ナトリウムの水溶液に浸します。
すると、黄色から赤色になります。
F赤くなったろ紙(キッチンペーパー)を軽く水ですすいで、Cのように干します。ここでも同じように、色が服などに付かないようにしてください。
こちらも、乾けば完成です。
さぁ!2色とも完成すれば終了です。リトマス試験紙と同じように使えるので、酸かアルカリを見分るのに役立ちます。
でも、リトマス紙とは色が違うので間違えないようにしてください。変化による液性は、下に表します。
酸性の場合・・・・・・赤色→黄色
アルカリ性の場合・・・黄色→赤色
というように変化します。
と・・・この辺で第2回目の実験講習(マタカヨ)を終わります。
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