塩化コバルト紙といえば、水気に反応して青色から赤色に変色するあの紙ですが、あれのもともとが非常に高い。
それを買った友に聞く所の、30gで\1000だったそうです。(トホホ
しかし!そんな、あっしのような「塩化コバルトなんて高すぎて買えない・・」なんていう方必見!!!
なんと、これもまた作れちゃったんです・・・安い品物達でw
今回も、ターメリックに力を借りました。ターメリックは黄色の天然色素で、カレーなどに入っている色の成分です。別名ウコンともいい。漢方薬にも使われています。
では、材料の確認をしましょう
使用する薬品類
- ターメリック(カレーに入っている色素。スーパーのスパイスコーナーにあります)
- エタノール(エチルアルコールともいい、薬局に必ず売っているはず)
- 消石灰(運動場に引く白いラインです。先生に言えばもらえるかも)
使用する道具類
- ゼリーの空きカップ(何でもOK)
- キッチンペーパー(ティッシュでも出来ました)
以上が材料になります。今回もかなり少なく収まりました!
今回も画像ナシで勘弁願いますm(_ _)m
っと二つ注意!エタノールは可燃性の液体なので、火の近くで扱わないで下さい。また、もし火がついても焦らず、水をかけて消火してください。
また、1滴でも水が入ったらオシマイになってしまうので、火がついたりしたとき以外は絶対に水を入れたり付けたりしないで下さい!
では早速作っていきましょう!!
@ゼリーのカップ(以下カップ)に、エタノールを30〜40cc入れます(適当でいいですが、入れすぎない方がいいです。)
Aエタノールの入ったカップの中に、ターメリックを2振りぐらい入れます。そして、静かにゆらして混ぜます。
B黄色の液体ができたと思うので、その中に消石灰を小さじ1杯ぐらい入れ、混ぜます。
※消石灰とは、水酸化カルシウムの事で、運動場のライン引きなどに使われています。
くれぐれも、水酸化ナトリウムと間違えないようにしてください!!
Cその液体にキッチンペーパー(ティッシュペーパーでもOK)を浸し、液体をしごいてから洗濯ばさみなどで吊るします。
キッチンペーパーは短冊状にしておくと干しやすいです。
っとここでも注意!この色素は、付きやすくて取れにくい物なので、絶対に服や洗濯物などにつけないようにしてください。
また、水を絶対につけないで下さい
あとは、キッチンペーパーが乾けば完成です!
乾いたら、水が付かないように慎重に洗濯ばさみからとって、容器などに入れておくといいと思います。
さぁ、今まで水を禁じてきましたが、その紙に水をつけてみてください!黄色から赤色に変化するはずです。
ただし、作った紙全てに水をザッバ〜ン!なんて事は、やめてくださいね(^^;)
今回の実験は結構早い物でしたが、欠点としては
・空気中の水分とは反応しにくい
・1度使った物は元に戻らない
などが上げられます。
良品開発に努めてまいります。
これの原理は、また後日ご説明します(ぁ
では、そろそろ第4回の実験を終わりたいと思います。
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