・揮発性の酸

水素化合物の気体を生じる。
この気体はNH4OH(水酸化アンモニウム)から生じる気体(=アンモニア)と直接反応してNH4Cl(塩化アンモニウム)を生じる。
⇒塩化アンモニウムを生じる気体はNH3とHClの組み合わせが適当である。

X=塩化水素酸(塩酸)・・・答え



・1族か2族の水酸化物
・単体の最外殻電子は2=2族元素である。
⇒2族元素の水酸化物の水溶液
     &
炎色反応は橙色
・NaHCO3(炭酸水素ナトリウム)の熱分解によって発生する気体(=二酸化炭素)と反応して沈殿を生じる。

Y=水酸化カルシウム水溶液(石灰水)・・・答え


Caであると仮定
・・・石灰水の性質




・液性は中性
・電気分解によって陽極にCl2、陰極にH2が発生する。
⇒Cl-が電離していると考えられる。
・1族か2族のハロゲン化金属
⇒塩化物と確定
・周期は2
⇒Naか、Mgである。
・炎色反応は黄色である。
⇒Mg・・・明るい白色/Na・・・黄色
     ↓
ナトリウムの塩化物である。

Z=塩化ナトリウム水溶液・・・答え

最後に答えをまとめておきます。
X=塩化水素酸(塩酸)
Y=水酸化カルシウム水溶液
Z=塩化ナトリウム水溶液

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